バスタイムは一日のリセットの時間です <手軽なリンパマッサージの方法>

リンパ節 マッサージ・パック

その日の疲れ、翌日に残していませんか?

がんばった一日の終わりのお風呂が楽しみ、という方も多いはず。

にもかかわらず、

「入浴剤を入れてお風呂で温まり身体を洗い流して出てくるだけ・・・」

そんな方も多いのではないのでしょうか?

 

実はそれだけでは、一日の疲れや冷え性・肩凝りなどの症状が改善されることはないのです。

つらい冷え性や肩凝りだけでなく気分もリセット出来てしまう、「魔法」のような方法をこっそりと教えちゃいます。

自分をリセットできる、「魔法」のような方法とは?

さっそく疲れや気分がリセットできる方法を順番にご案内します。

湯船に何度か浸かる

まずは湯船に浸かって身体を温めるのですが、「100」まで数えて湯船から出て全身を洗う。

また湯船に浸かってゆっくりと「100」まで数えて十分に身体が温まったら湯船から出る、を何度か繰り返すことで身体の芯から温まりまずは冷え性の改善になるのです!

そして、身体がポカポカした状態で湯船から出たら・・・

 リンパマッサージをする

次は全身のリンパマッサージをしてみましょう!

全身はなかなか難しいですよね。・・・

でも、ご安心ください!

身体にはいくつものリンパ節がありますが、5ヵ所のリンパ節をマッサージするだけで、「老廃物」が身体の外へと排出されるのです。

肩凝りや浮腫みの改善・予防・美肌にもなる、5カ所のリンパ節の場所をご紹介します。

5カ所のリンパ節
  1. 頚部(首の付け根の部分)
  2. 鎖骨
  3. 脇の下
  4. 鼠径部(そけい部=足の付け根)
  5. 膝の裏
リンパマッサージの手順

リンパマッサージのやり方はとても簡単です。

まずは滑りをよくする為にボディミルクをそれぞれの部分に付けてから、マッサージを始めます。

乾燥肌や保湿の効果もありますので、ご自身の好きな香りなどを選んでみてくださいね。

頸部(首の付け根の部分)、鎖骨

最初は耳の下から首にかけて、真っ直ぐ下に流す感じに指の腹を使ってやさしくマッサージします。

この時に首の部分に凝りを感じたら、その部分をほぐしながらマッサージすると肩凝りや頭痛が少しずつ解消されてきますので、是非試してみてください。

次に首の付け根部分から肩にかけて肩を撫でるような感じでマッサージしていきます。

脇の下

更に肩から鎖骨の下の部分まで続けて流すような形でマッサージすると効果的です。

そして、脇の下を触ってみてください!

意外に凝っているのがわかりますよ。

脇の下には親指を添えて、他の指は肩や腕に回す感じで押したりぐりぐりと円を描くようにマッサージすると効果的です。

鼠径部(足の付け根)

足の付け根にある「鼠径部リンパ節」は、下半身のリンパの流れが集中する重要なポイントです。

親指以外のた4本の指で、やさしくなでるように鼠径リンパ腺をマッサージします。

このとき、あまり力を入れすぎないようにしてくださいね。

膝の裏

最後に膝の裏をマッサージする時には、椅子に座って膝を曲げて緩めた状態でマッサージしていきます。

両手を膝に添えて、膝の裏には人差し指・中指・薬指の3本を、膝の表側には親指を置くとマッサージしやすいですよ。

膝の裏のマッサージは両手の指を使い、上下に丁寧にマッサージしてみてくださいね。

この5ヵ所のリンパ節をマッサージするだけで、「頭痛・肩凝り・浮腫み・冷え」など様々な症状が少しずつ改善されてくるのが実感できます。

このマッサージに掛かる時間は5分から10分程度でできますので、毎日を忙しく過ごしている方こそ、この「10分」を大切にしてみては如何でしょうか?

参考:身体にある主なリンパ節

リンパ節

ふたたび湯船につかりましょう

マッサージを終えたらシャワーでボディミルク(オイル)などを流してから湯船に浸かります。

全身を揉みほぐしながらまた「100」まで数えて十分に身体が温まったら湯船から出て下さいね。

短い時間でも毎日続けることが何よりも大切なのです。

面倒な日は無理をせずに、5ヵ所のリンパ節の部分だけを2・3分だけ軽く押すだけでも十分です。

一週間後・一ヵ月後に体調に変化が現れるのが実感できるはずです。

 

毎日のバスタイムに少しだけ「時間」と「手間」を掛けてあげるだけで、身体だけではなく心もリフレッシュされる「不思議な魔法」・・・

私は毎日のバスタイムは一日の疲れを取るだけではなく、心身のリセットの為の時間として楽しんでいます。

皆様も今日から是非、少しずつ「心身のリセット」始めてみませんか?

ライター:宮沢せな

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