お風呂が花粉症改善に効果的な理由
3月は春の訪れとともに、お鼻ムズムズの季節でもありますね。
花粉症の方は、花粉症対策について、どうしていらっしゃいますか。
よくお風呂に入るとすっきりするという声を聞くことがありますが、それは何故なのでしょうか。
服に付いた花粉、どうしていますか?
外出で衣類に付いた花粉を、つい手で払い落とそうとしていませんか?
実はこれ、あまり効果がないのをご存知でしょうか。
冬から春にかけてのこの時期は、空気がとても乾燥しているため、私達の身体は静電気を帯びやすくなっています。
ただでさえ飛散しやすい花粉が、払うことで衣服や髪の毛により付着してしまうのです。
そのため、花粉の除去には、払い落すより洗い流すことが重要になります。
お風呂は湿気があるため、花粉が飛散しにくいですよね。
お風呂で花粉症がやわらぐのにも、そのような理由があります。
そこで提案ですが、普段、節水を心掛けているという方も、花粉症の時期にはシャワーを効果的に使ってみませんか?
目的はシャワーの蒸気を浴室内に充満させることです。
少し面倒ですが、浴槽に湯を溜めるのにもシャワーを使い、蒸気が満たされたところで、髪の毛から入念にシャワーで洗い流していきます。
その後に入浴の温め効果とアロマ効果をプラスしていきましょう。
花粉症が楽になる『ユーカリ』のアロマバス
花粉症の方に是非お薦めしたいのが、ユーカリの精油を使ったアロマバスです。
ユーカリは非常に生命力が強い木で知られています。
ユーカリの殺菌成分は、花粉に付着したウィルスや有害物質の除去に役立ちますので、花粉症の改善にもきっと役立つでしょう。
コアラもユーカリのお蔭で元気に育っているのかもしれませんね。
アロマバスのやり方
- 少しぬるめの38度くらいのお湯に、ユーカリの精油を3滴~5滴入れて、その後よくかき混ぜます。
- 半身浴でゆっくり30分ほどお湯に浸かります。
- ゆったりと鼻呼吸しながらリラックスするのを忘れずに、有効成分が粘膜や肺や細胞に行き渡るイメージを大切にしてください。
- 清涼感のあるシオネールの芳香成分が花粉症のつらい症状を楽にしてくれます。
もしも刺激が強いと感じたら、無理に続けないようにします。
お肌の弱い方は、初めにキャリアオイルで精油を希釈してからお湯に入れることをお薦めします.
また、精油は湿気に弱いので、濡れた手で扱うことは避けて、湿気のない保管場所を選びましょう。
簡単派にはバスソルト!
花粉症対策、アロマより簡単に済ませたいという方もいらっしゃいますよね。
そのような方には入浴剤がお薦めです。
ドイツの薬用入浴剤クナイプのユーカリは、つらい鼻症状を爽やかに緩和してくれます。
使い方ですが、お風呂の浴槽に、バスソルト約40gを入れてよくかき混ぜます。
妊娠中や1歳未満のお子様は使用を控えてください。
お風呂で花粉症対策の記事はいかがでしたか?
お風呂環境を生かしてできることは、まだまだ沢山ありそうですね。
これからもお風呂の時間を有効に使っていきたいですね。
ライター:tarococo