お風呂のタオルやシルクパウダーで、シルクアレルギーに!その症状は?

ボディタオル 入浴時の注意

まさかのお風呂用ボディータオルでアレルギー発症!

突然ですが、あなたが毎日お風呂で使っているボディタオルはどんな素材ですか?

よく

「ナイロン製のものは肌を傷めるから良くない。」

なんて話をききますが、私は、今回天然素材だからと言って、必ずしも安全ではないということを身をもって経験してしまったので、それを共有させていただこうと思います。

新しいボディタオルでボツボツが!

それまで使っていた綿100%のボディタオルがだいぶヘタってきたため、ある日、新しいボディタオルを買いました。

「やっぱり天然素材だよね♪」

と、今回は綿65%シルク35%のものを購入。

しなやかな肌触りなのと天然素材100%が謳い文句の製品です。

早速その日からお風呂で使ってみたのですが、洗い終わったころから直径1~2mmのポツポツが腕の内側に発生。

間もなく、それがお腹、背中などにもでき始め、痒くてたまらなくなり、慌ててシャワーを浴びてお風呂から出ました。

お風呂から上がってもしばらく痒みは続いたのですが、幸い30分ぐらい休むとすっかり症状が治まりました。

私はもともとアレルギー体質ではないので、このときはまさか天然素材シルクが原因だとは、夢にも思いませんでした。

その代わり

「ボディソープの中に水が入りカビが発生してしまったんだろうか」

「たまたま体調が悪かっただけなんだろうか」

「新しいタオルだったからノリがついててそれが肌に良くなかったのかもしれない」

など、あらゆる可能性を考えましたが、結局原因はわからず。

次の日からとりあえず新しいボディソープと、家にあった柔らかめのナイロンタオルを使ったらかゆみが全く出なかったので、

いつの間にか、お風呂でボツボツ事件があったことさえ忘れてしまいました。

化粧品のスターターキットで・・・

それからしばらく経ったある日、私は友人の勧めでエトヴォス(ETOVOS)のミネラルファンデーションのスターターキットを購入しました。

約2週間分の洗顔ソープや化粧水などと、ミネラルファンデーションがセットになっているんです。

エトヴォススターターキット

このミネラルファンデーションを使ってみたところ、重ね付けしても決して厚化粧にならずまた、時間がたっても崩れにくいのですぐに気に入ってしまい、その後、大きなサイズを買って使っています。

本当にいい製品だと思っています。

でも、サンプルで付いていたフェイスパウダーだけは合わなかったんです!!

※現在はフェイスパウダーは付いていません

人生初の強烈なアレルギー反応!!

こちらのフェイスパウダーエンリッチシルキープライマーは、ミネラルファンデーション用の下地パウダーです。

エンリッチシルキープライマー

その名のとおりシルクを含むパウダーです。

自分がまだシルクアレルギーだと気づいていなかった私は、化粧水などで肌を整えた後に、付属のブラシでこのパウダーを頬から顔全体に付けてみました。

ほどなく蕁麻疹のようなものが頬にできはじめ、しだいにかゆくなってきました。

じんましん

ただ、アレルギー体質ではないものの、もともと肌が弱かった私は、以前も化粧水などで少しだけかゆみが出たこともあったので、しばらくじっとしてかゆみが収まるのを待ちました。

でも、今回はまったく収まる気配がないどころか、蕁麻疹がしだいに顔全体に広がり、かゆみもどんどんアップ!

さらに顔が熱を帯びてきて、喉の奥がむず痒くなり咳き込むまでになりました。

「これは明らかにやばい!」

と気付き、慌てて洗顔フォームで顔を洗い、何度も繰り返しうがいをしました。

顔洗い終わっても痒みが続いていたのでタオルを冷水につけて絞り、それをしばらく顔に当てていました。

結局、完全に症状が治まるまでには1時間以上かかりましたが、なんとか顔の腫れも引き無事に普通の状態に戻ることができました。

後で知ったのですが、あの時、冷たいタオルを顔に当てた事は大正解だったようです。

そうしなければ、もっと重症化していた可能性もあったと思います。

そしてシルクアレルギーと自覚する

生まれて初めての強烈なアレルギー反応に驚いてしまった私は、その原因を絶対に突き止めねば!と思い、私と同じような症状の人をネットで検索をしました。

すると、ほどなく私とよく似た症状が発生した方のブログを見つけました。

そこでようやくアレルゲンがシルクだったと判明。

そして世の中にはシルクアレルギーというものが存在し、そして自分がその一人なのだと自覚しました。

そこで、はっと思いだしたのが以前お風呂でボツボツができて体中が痒くなったあの事件です。

お風呂で体が痒くなった原因は、ボディソープでもなければ、お湯の温度が熱すぎたせいでもなく、ボディタオルのシルク素材のせいだったのです!!

こんなものまでシルク!!

天然でしかも高級素材であるシルクに対するアレルギーが存在するなんて今まで考えたこともありませんでした。

それからは今まで気をつけたこともなかったシルクに対し少し警戒するようになりました。

少し調べるといろんなものにシルクが使われていることがわかりました。

  • 靴下
  • 肌着
  • お菓子(高級な和洋菓子など)
  • 毛布
  • 布マスク

今まで気にしたこともありませんでしたが、これからは少し気をつけていかねば、と思います。

まとめ

古くから日本が誇る、上質な天然素材シルク。

きっと多くの人にとっては、美しくて肌触りも優しい素材であることは間違いありません。

でも私のような一部の「シルクアレルギー」体質の人にとっては、とても怖いものでもあります。

アレルギー症状が出ても、すぐに収まれば問題ないと思いますが、なかなか症状が収まらないような場合は、重症化する前にすぐに病院に行かれることをおすすめします。

ライター:湯川めぐ

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